脳・頭皮を守る髪

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髪の毛が生える理由

大昔の人間の祖先は、他の動物と同じように身体全体を体毛で覆われていました。ではなぜ現代人は頭部や陰部など身体の一部にしか体毛が残っていないのでしょうか。

人間は衣服を着用する習慣ができて以来、暑さや寒さなどの環境の変化や、外部からの危険などに対応することが可能となった事で、身体全体を覆っていた体毛の必要性がなくなり、退化したと一般的には言われています。

しかし頭部は脳という人間にとって最も重要な組織が存在する部位であり、外部からの衝撃や温度変化などから守ることが必要なため、髪は退化せずに生え残ったと考えられます。

また、髪の生成を通して人間の身体の中に徐々に蓄積された水銀・砒素・カドミウム・鉛・アルミニウムといった有害物質を体外に排出するという重要な役割も担っています。
そこで髪の毛が人間の身体や健康に関与している役割について、以下にまとめました。

脳を温度変化から守る

人間以外の哺乳類は全身が毛に覆われており、暑さや寒さから身体を守っています。これに対して人間は猿人から原人へと進化する過程において道具や火を使うことを学び、不要になった体毛は退化しました。

しかし、頭部には身体の中でも最も重要な組織の一つである脳があります。脳は、人間の行動や言語・生命などを司る重要な組織であり、脳が高温・低温の温度変化の影響を受けると、身体全体のバランスに異常が生じてしまいます。このように、脳の周辺など人間にとって重要な部分の毛は、その部分の保護を目的として今でも残っているのです。

しかし、髪は大切な器官であるにも関わらず、多くの方は年齢と共に抜け毛が増えて、気が付くと髪が薄くなってしまいます。この抜け毛、薄毛には、それぞれ髪が抜ける原因、あるいは薄くなる原因があります。自分の身体を保護している大切な髪を守るためには、自分の脱毛原因を理解し、体質に合った正しい育毛方法を実施することが必要です。

頭部への衝撃から脳や頭皮を守る

頭部を急激な温度変化から保護するのと同様に、頭部が何かにぶつかった時に髪がクッションの役割を果たし、脳や頭皮を衝撃やケガから保護しています。

髪がクッションとなるといっても気休めのような気もしますが、実際の研究により、髪の毛があることによって軽度の衝撃ならば十分に和らげる効果があることが分かっています。

なお、毛根には知覚神経が放射線状に付着しており非常に敏感なため、弱い刺激にも敏感に反応し、頭部への危険の回避に役立っています。

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