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髪の毛の製造工場に当る毛母細胞が活発に細胞分裂を繰り返しながら髪の毛を造っている。
髪の毛の生長活動が停止し始め毛根の萎縮・角化が始める。
髪の毛の製造工場である毛母細胞が細胞分裂を完全に停止し、毛根の萎縮・角化も完了する。
髪の毛は、一生伸び続けるわけではなく、一定期間伸び続けると寿命が来て抜け、また同じ毛穴から新しい髪の毛が生えてくるという生長サイクルを常に繰り返しています。この生長サイクルをヘアサイクル(発毛周期又は毛周期)といって、男性では約3年~5年・女性では4年~6年といわれています。
基本的には毛母細胞が細胞分裂を繰り返し、活発に生長を続ける「生長期」、活動が停止し毛根が短縮する「移行期」、毛母細胞の活動が停止し、休眠状態に入った「休止期」、新しい髪の毛が生えて来ることにより、休眠状態に入った古い髪の毛が上に押し上げられて抜ける「脱毛期」、という大きく分けて4つの生長サイクル(発毛周期)を絶えず繰り返しています。
抜け毛の数を気にする方がいますが、抜け毛の数を過剰に気にすることがありません。なぜなら、髪の毛一本一本には、生えてから抜けるまでの、一定のヘアサイクル(毛周期)があるからです。
人間の髪の毛は、妊娠3~4ヵ月目の胎児のころから産毛と呼ばれる軟らかい髪の毛が生えています。産毛は生後まもない時期に抜け落ち、かわって硬い毛に生え替わります。これ以降、髪の毛は一定の周期で成長期、退行期、休止期、発生期というサイクルを何度も繰り返し、髪の初老期が始まる20歳前後を境に、再び軟らかくなっていきます。ただし、生えかわりの周期は髪の毛一本一本異なり、一斉に生えかわるということはありません。
良好な髪の毛のヘアサイクルを紹介しましょう。まず、成長期の髪の毛が次々と作られ伸びていく時期。男女差、個人差があるものの、正常な頭髪で2~5年が成長期で、頭髪全体の95%がこれに当たります。この時期に新しく生えてくる髪の毛抜け落ちないためには、根強い活性が必要です。
続いて髪の毛の生産がストップし、軟らかくなる退行期が約2週間、髪毛が毛乳頭から離脱し、自然と押し出されて抜けていく休止期が3~4ヵ月続きます。
この間にも新しい毛が毛乳頭で生産されています。つまり、休止期といっても毛乳頭だけでなく、毛根全体が活性化されていなくては新しい髪の毛が生えてきません。これは育毛に対する最低の条件となります。
健康な髪の毛にも寿命があり、抜け落ちていく運命を背負っていることがおわかりいただけたでしょうが、健康とはいっても退行期、休止期を経て、自然に押し出されるように抜けていくのです。
抜け落ちた後には、新しい髪の毛が毛母細胞の分裂によって生まれてきます。つまり、シーソーのように抜けては生えるバランスを見事に保っているのが、良好な髪の毛の持ち主ということになるのです。
ところが、年齢を重ねるとともに、このバランスが崩れる人がいます。これが薄毛の原因となります。寿命を迎える前の髪の毛は、しっかりと接着された状態になっており、多少の力で引っ張られても抜けないような構造になっています。
ところが、毛根自体の機能が弱まると、毛根はもちろん、髪の毛自体も細くなってしまい、引っ張っただけでも簡単に抜けてしまうのです。正常なサイクルは維持されず、髪の毛が抜けやすいため、薄毛が目立つようになります。
抜けた毛を観察し、毛球が小さくて毛髪が細いようだと危険信号です。しっかりしたヘアサイクルを復活させつために、加齢に負けない毛根を育てるヘアケア対策を、真剣に練る必要が発生しているのです。