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後頭部や側頭部の髪の毛は男性ホルモンの影響を受けないと言われています。 この部分から移植用の毛根を採取し、薄い部分に移植するのが自毛移植です。
① 自毛を移植する外科手術である。
② 手術後は、痛みはもちろん麻酔によって生じる腫れやむくみなどがあります。
③ 植毛では多くの場合、1回2ミリ間隔でしかできないため、密度が30%程度しか達成出来ない。一般的に約50%の密度があれば薄毛に見えないとされています。 従って、30%程度ではスカスカ状態ですので2回もしくはそれ以上の再植毛が必要。
④ 植毛した髪の毛は発毛周期がリセットされる事により約1ヵ月後には全て抜け、4ヵ月~6ヵ月位の休止期に入ります。それからまた新しい髪の毛が生えてきます。男性で1ヵ月で約1cm程度伸びますので髪の毛が生えそろうのに6ヵ月~9ヵ月程かかります。
⑤ 移植手術後2日程度で洗髪出来ますが、それまではかなりかゆみが生じます。
⑥ 移植部の出血とカサブタが目立つので外出時は帽子が必要です。カサブタが取れるまでに10日前後かかり相当目立ちます。
⑦ 植毛した周辺の既存の髪の毛が一時的に抜けたり新しい髪が永久に生えなくなる場合がある。特に細い毛やうぶ毛などはその可能性が高いと言われている。
⑧ 植毛された髪の毛はDHTの影響を受けにくいので薄毛になる可能性は低いのですが、将来既存の髪の毛だけが脱毛し不自然になる可能性があります。特に生え際は植毛の境目が脱毛してしまい不自然になる可能性が高いと言われています。植毛医は将来の脱毛の進行を計算して植毛を行うのですが、予想以上に脱毛が進行した場合などは追加植毛が必要です。
⑨ 皮膚を剥ぎ取った後頭部の傷は約半月程度で消えますが完全には消えません。ほとんどの方がキズ跡として一生残ります。
⑩ 数年後にご自身の髪の毛を培養し育て、これをご自身の頭皮に定着させる毛髪培養をはじめ完全な発毛剤が実用化される可能性があると言われています。しかし植毛で髪の毛を育てる大地である頭皮をキズつけた人は、その時点で植毛した事を後悔する事になるかも知れません。分かりやすく言えば技術的に「時代遅れ」になる覚悟が必要かも知れません。頭皮をキズつけた場合、これらの対象にはならないと言われています。
近年、健康な組織を切り取り、脱毛部に移植する生毛植毛法なるものがもてはやされているようですが、脱毛症の原因、要因は頭皮、体内、心の在り方、環境の悪化によって起こるものです。
ましてや、植毛した毛髪はどのように優れた理論からなる対症療法を行なっても喜びは束の間、一時的にはよくても、時間の問題でいずれ退化という運命にあります。
頭皮を傷つけ一時的な、喜びを持つ事に果たしてどれだけの価値があるのでしょうか?
この方法も、将来決定的な発毛法や育毛法が開発された場合、やはり頭皮をキズつけている以上、その部位は対象にならなくなる可能性が極めて高いといえます。なんと言っても、頭皮は髪を育てる大地です。硬くなった頭皮を正しいマッサージで(マッサージのやり方を間違うと育毛ではなく脱毛マッサージになる)やさしく大切にいたわることはあっても、大地をキズつける事は極力避けたいものです。
髪の毛をはじめ人体にあるものは何一つ不要なものはなく、必要があるから付いているのであって、何かが欠ければそれらに関連する部位の生理機能が低下し連鎖的に様々な障害が起こると言われています。
また、その逆に体内に異物など不要なものが侵入すると、私たちの身体は身体自身を守るために徹底してそれらに対して抵抗する防御機能が働くようにできています。そういった働きが起きた結果として様々な症状を呈するのが、人間の生理であるという事を忘れないでください。